こんにちは、山田です。
もともとは女の子のためのものというわけではなかったようですが、
人形に穢れを移す行事と女の子の人形遊びが結びついて現在の雛祭りになったのだそうです。
それでも、雛人形、桃の花、ちらし寿しや菱餅など、雛祭りに登場するものたちはどれも色鮮やかで、女の子の健やかな成長を願うのにはぴったりだと思います。
実家に雛人形が飾られなくなってから久しいですが、幼い頃はやはり毎年この時期になると「おひなさま」が押入れから出され、飾られていました。
このおひなさまは台のところにネジ式のオルゴールが付いていて、取っ手を回すと童謡の「うれしいひなまつり」が流れるようになっていました。
小さかった私はこのオルゴールが聞きたくて、何度も何度もネジを回していました。
すると、ある日、ぽろっと取っ手が取れてしまったのです。
このときの「やってしまった」感は忘れることができません。
おひなさまに対しこのような不義理を働きながらも、なんとか大きな病気もせずに大きくなることができました。
ありがたいことです。
という記事を書いていたところ、今年は久しぶりにおひなさまを飾ったという連絡がきました。
ありがたいことです。
今日は育ててくれた祖父母・両親への感謝と、女の子たちの健やかな成長への願いを込めて、白酒を買って帰ろうと思います。