弁護士法人みやざきは、それぞれ得意分野を持った弁護士が連携して紛争解決にあたる法律事務所です。

司法修習生の受入れ

2013年11月25日

川添です。

 

今月から新しい司法修習生(第67期)たちが全国各地で弁護士・裁判官・検察官になるための研修を始めることになります。

 

私も第57期の修習生として研修させてもらったのがもう10年も前のことになります。

当時は、司法試験合格後の4月から3か月間、まずは埼玉県和光市の司法研修所に修習生全員(約1000人)が集まっての前期修習があり、7月から1年間全国各地に散っての実務修習、最後にまた司法研修所に全員が終結して残り3か月間の後期修習というスケジュールでした(全部で1年半の研修、さらに数年前までは2年の研修でした)。

私の場合、実務修習は宮崎に配属させられ、1年のうち最初の3か月を検察庁、次の6か月を裁判所、最後の3か月を法律事務所で研修しました。

この法律事務所での研修を弁護修習と呼ぶのですが、当時弁護修習の期間は3か月あったので、H先生のところで1か月半、O先生のところで1か月半お世話になりました。

 

今では司法試験合格者が当時の約2倍に増えたこともあって、研修の期間が1年に圧縮されるなど制度がだいぶ変更しています。

弁護修習の期間も2か月となり、宮崎ではもう何年も前から修習生1人につき指導担当弁護士1人だけになってしまいました。

 

私は今年の10月で弁護士10年目に突入しましたが、来年4月から修習生1人の指導を任されるようになりました。

これまで事務所の松岡弁護士の指導担当になった修習生を何人も身近なところで見てはきましたが、自分が責任を持って指導に当たるのは初めてのことであり、十分な指導ができるのか緊張するところでもあります。

もっとも、弁護士の格好いいところを見てもらうだけが弁護修習ではないので、失敗するところも含めてありのままの弁護士像を見てもらえればいいかと楽観的に考えてもいます。

幸いうちの事務所には弁護士が5人いますし、12月には2人増えますので、私以外のいろんな弁護士に接してもらうことで自分に不足するところを他の弁護士に補ってもらえることもあるのではないかと期待しています。

 

弁護士を10年もすると、なりたてのころの正義感や情熱が若干薄れてきているところがあるかもしれません。

若い修習生の初々しさを間近に感じることで、指導するこちら側としても自分の態度について反省し、改善していくことのきっかけにできればいいなと期待しています。

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