中倉です。
ペヤングが大変なことになっていますね。
私はペヤングがとても好きで，少なくとも週に１個は食べているのですがどうすればいいのでしょうか。
ペヤングに対する愛が問われていますね。
それはさておき，弁護士の出てくるドラマとか漫画とかの話です。
つい先日，週刊少年ジャンプで『学糾法廷』という小学生の弁護士及び検察官並びに幼稚園児の裁判官で学級裁判をやるという漫画が新連載で始まりました。
そのことを風の噂で聞いたので早速読んで見たのですが，まあなんか普通におもしろい感じで，大ヒット作デスノートでお馴染みの小畑健さんが描いていることもあり，今後流行るんじゃないかと思いました。
リーガル・ハイやHEROとかもそうですが，弁護士が出てくるフィクションが流行することで弁護士の仕事の内容を広い範囲の人たちに分かってもらえるという点は，私達にとって大きなメリットだと思います。
その他方で，やはりフィクションならではの誇張や展開上やむを得ない演出が世間に不正確な印象を広めてしまうことは否めません。
その結果として，視聴した人たちから「弁護士って～～～みたいなことするんでしょ，テレビで見たよ」というようなことを言われて困ることもしばしばあります。
たまにある行き違いの例としては，ドラマなんかでは弁護士はひとつの事件にかかりっきりで１件ずつ事件の処理をしていますが，現実の弁護士は数十件の事件を平行して処理していることが挙げられます。気をつけないと，真面目に事件に向き合ってくれていないといった印象を依頼者に与えかねません。
とは言っても，自分の仕事がいろんな作品で取り扱われることは純粋に嬉しいことでもありますし，例の『学糾法廷』についても今後の展開を期待して見守りたいと思います。
ただ，作中に出てくる言葉として「被告」ではなく「被告人」が正しいことと，「証人喚問」ではなく「証人尋問」が正しいことをこの場で訂正させていただき，今回の記事を〆させていただきます。
