加藤です。
最近、追加緩和の影響で短期間のうちに日経平均株価が1000円以上、上昇しました。
我が「弁護士法人みやざき」は、人権派弁護士というよりもビジネスロイヤーを標榜しているため(注:多少無理しています)、当然、経済についても造詣が深くなければ、ということで昼休み等、同僚の谷田と株価について頻繁に議論しています。
もっとも経済の世界というのは、我々が日常的に関わっている法律の世界に比べて、多分に不確実で、たとえばインターネット上のロイターやブルームバーグといった、比較的信用できると思われるサイトのコラムでさえも、経済の先行きに関する情報のうち、的中するのは5割もないような気がします。
私の場合、個別の銘柄に関する情報を、追っかけるほどの時間はないので、基本的にETFと呼ばれる指数等に連動する株式を購入しています。
株の良いところは、競馬など他のギャンブルと違い、たとえ自分の読みが外れてもしばらく漬けておくという選択肢のある所です。
事態が好転するまで気長に待つということです。
とは言え、自分の持っている株価が停滞をし続けると、必然的に漬けている銘柄が多くなり、精神衛生上よろしくありません。私は10月の株価混乱期に、平均株価が下がることを見越して、別名、恐怖株と呼ばれる、投資家の不安心理が高まれば高まるほど価格が上昇する銘柄を選定してしまったため、その銘柄がわずか1月で2割ほど値を下げてしまい、資産形成の大きく足を引っ張っている状況です。
同僚谷田には死に神と揶揄されていますが、こうなったら、米国のサブプライムでも、欧州債務危機の再燃でも、中国の不動産価格の崩壊でも何でもいいので、一時的に世界経済に混乱が起きること(=私自身に高値で売り抜ける機会がやってくること)を、正直願っています。
もっとも、統計上、クリスマスや年末は株価が上がるシーズンということです。加えて、円の価値を毀損しまくる日銀緩和策の影響もあり、しばらく挽回の機会はなさそうなのですが、かと言って損切りするのも嫌なので、しばらく漬け込もうと思います。
トホホ。。