松岡です。
１，８月１４日から１６日まで２泊３日の日程で香川県丸亀市まで車で往復してきました。
ルートは自宅を出発して宮崎西インターから東九州自動車道を蒲江インターまで走り、佐伯までの一般道を走行して、佐伯インターから臼杵インターまで再び高速道を走り、臼杵港からフェリーで八幡浜港に渡り、大州インターから善通寺インターまで高速道路を走ることになります。ちなみに宮崎西から臼杵港までは１７１キロ、予定所要時間２時間３５分、八幡浜から丸亀までは１８８キロ、２時間２５分とのデータがありました。
２，８月１４日は午前８時に自宅を出発し東九州自動や道路を北上しました。延岡から先は初めて走るルートです。途中サービスエリアで休息を取ろうとするのですが、北川でも北浦でも高速道路と接続するサービスエリアはありません。
とうとう終点の蒲江まで走りきり、高速道路をおりて道の駅で休息を取ることが出来ました。この間、延岡・蒲江間は無料開放区間で高速道路を自由に乗り降りすることが出来ることに全く気付きませんでした。
佐伯から再び高速道路に乗り、ナビは津久見インターで高速を降りるよう指示を出しましたが、フェリーの案内では臼杵インター下車８分とでていましたのでナビの指示に従わず、ここはナビの指示を無視して臼杵インターまで走りました。私の車に付いているナビは平成２３年度版のデータですので、高鍋・都農間は点線表示、都農・日向間は無表示の地図上を走行する代物です。しかし、実際に臼杵インターまで走ると臼杵港を通り過ぎ、インターから臼杵港まで優に２０分はかかってしまいました。ナビの指示は正しく結局これは距離も時間もロスをするルートでした。
３，臼杵港から八幡浜港まで２時間３５分の航路です。当日は航行状況レベル１の穏やかな海の上を快適に進みました。舳先から広がる波しぶきに虹が立っていました。
八幡浜港から大州インターまでは国道を走ります。大州インター入り口まで来ますと、「事故発生通行禁止」となっています。大州インターで追いますと予め設定していたナビはしきりに大州インターへ誘導しようとします。「その先左折です。」を繰り返し、その声を無視して走り続けますと、ナビの音声も心なしか立腹しているように聞こえます。大州インターから伊予インターまでの間が通行禁止になっており、この間大渋滞の国道を走行しなければなりません。途中の警察署で伊予インターまでの道を聞きますと、「この先の信号を左折してまっすぐ５０分ほど走るとインター入り口に着きます。」と言われ、渋滞の中をノロノロと走りました。５０分はおろか９０分過ぎてもインター入り口には到着しません。後で気づきましたが大洲・伊予間は約５０キロあり「５０分」というのは法定速度６０キロで走行した場合の所要時間だったのです。結局八幡浜・丸亀間は４時間を要する長旅になりました。
４，８月１６日には丸亀での所用を住ませ１０時前には丸亀を出て。無事善通寺インターから大州インターを経て八幡浜港まで２時間３０分あまりで到着することが出来ました。帰りのフェリーはちょっと贅沢して一等船室の利用です。短い時間でしたが値段以上に快適な乗り心地の上下船時には先頭で出られるおまけ付き（これはサービスではないかも）でした。
臼杵港から宮崎の自宅までのナビ設定の際に、何気なく「距離優先」を選択していたのが、その後の混乱の原因でした。キロは津久見インターから高速に乗り佐伯インターまで走行し、佐伯市内に入りました。インターから出てきた車の大半が交差点を右折し、道路標識まで蒲江インター右折と出ていたのにナビは左折を指示します。往路はさんざんナビの指示を無視しましたのでここは素直にナビに従おうと決め、ただ１台左折して進みました。車は沿岸部を離れどんどん内陸部に向かいます。結局国道１０号線に誘導され日豊本線と平行して延岡に向かっていました。盆明けの土曜日と言うことでしょうか交通量もほとんどありません。曲がりくねった国道を北川付近まで走ってきました。延岡まで後２０キロという地点でした。国道上に「蒲江・北浦」という表示が出ており、つい魔が差して国道１０号から左折海岸方面に向かいました。更に狭くなった山道をようやく北浦までたどり着くのに４０分、この間ナビに幾度となく「その先左折」と指示されたことでしょう。自宅に帰り着いたときはさすがに全員ぐったりとなっていました。
５，最近のナビは地番まで入力でき正確に案内してくれますのですっかり頼り切っていたのですが、最新の情報を入手し、正しく利用しなければ手痛い目に遭うと勉強させられた四国渡りでした。
