１ 弁護士の松岡です。今回は宮崎県弁護士会の軟式野球チームの活動を報告します。チームの名称は｢宮崎フェニックス｣で２００７年に当会で九弁連大会が開催されたのを機として設立されました。当時は経験者３名、その他は全くの初心者の集まりで、野球のルールも良く知らず、数々の珍プレー･迷言を披露しました。しかしながら、幸運にもその大会において初勝利を収め勝利の味を知ってしまったことから野球にはまることになり、現在２６名(女子マネジャー２名を含む。)の会員が所属しています。
２ 弁護士会の野球チームは全国各地の弁護士会にあり、各チームは日本弁護士連合会野球連盟に加入し、毎年予選を勝ち上がった７チームに開催地弁護士会を加えた８チームで日弁連野球全国大会決勝大会を開催しています。昨年第３２回の決勝大会は宮崎市の清武総合運動公園や球場で開催されました。この大会には仙台、新潟、東京、横浜、大阪、神戸、福岡と地元宮崎が参加しました。東京には東京弁護士会、第１東京弁護士会、第２東京弁護士会の３弁護士会があり、の本全国の弁護士の半数以上の会員を有していますが、野球チームは三会合同の１チームが出場してきます。勿論その仲には甲子園出場経験者や６大学リーグ所属経験者も含まれ大変豪華なメンバーとなっています。宮崎大会では大阪チームが優勝しましたが、このチームは予選無失点決勝大会も宮崎以外はいずれも完封勝ちの戦績でした。この大阪チームから宮崎フェニックスは大量６得点しましたので、開催地チームの面目は保たれました。
３ 宮崎フェニックスの設立目的には野球を通じての交流が謳われております。九弁連大会では九州管内の弁護士会のお世話で大会が開催されますので、管内全チームの野球部員･関係者と顔なじみとなります。また大会の前後には各地の観光地を尋ね、またグルメを訪ねて地元の方と交流を深めます。
釧路弁護士会野球チームは昨年日弁連野球連盟に加入した新しいチームですが、２年ほど前の５月末に宮崎遠征にお越し頂きましたが、雨にたたられ野球をしないままお帰りいただく結果になっていました。今回はそのお返しに宮崎から釧路に遠征すると言うことになり、マネジャー１名を加えて参加しました。私はここ４年ほどチームの練習には参加しておらず、出場があるにしても形だけと言うことでした。試合前のランニングやキャッチボールも軽めにこなして試合に備えていました。私を除く９名がグランドでシートノックを受け、それぞれのポジションから引き上げて来ました。ふと外野のほうに目を向けますと、センターの選手がライトの選手の方を借りて足を引きずりながら引き上げてきます。宮崎フェニックスは私を入れて９名になってしまいました。
結局２試合８番ライトでフル出場です。何とか最後まで怪我をすることなく責任を果たし、試合は１勝１分の成績で夜間気温１１度と言う寒さの中釧路弁護士会野球チームと大いに歓談して交流を深めてまいりました。
