金丸です。私は今年の４月に宮崎県中小企業家同友会という団体（以下「同友会といいます」）へ入会しました。この団体は，簡単にいえば中小企業の経営者が経営について学びあう団体です。

昨日，同友会の活動説明会が開催されたので参加してきました。今回はここで感じたこと等についてお話しをします。

昨日の内容は，同友会の内容や活動方針などの紹介に多くの時間が割かれましたが，最後に行ったグループ討論がとても印象に残りました。グループ討論では，参加者が４名程度のグループにわかれ，「自らが同友会で何を学ぶのか」というようなテーマで議論をしました。

私のグループでは，各参加者が経営する上での悩みを話し，それに対して解決策を皆で考えあうという形式で進められました。このなかで特に印象に残ったのは，「どうすれば従業員のモチベーションを上げることができるのか」という問題に関する議論でした。従業員には自主性を持ってもらうことが重要である，自主性を持ってもらうにはそのための「仕掛け」が必要である，という話が参考になりました。

法律事務所の仕事の質は，従業員である事務職員の役割や力量が非常に大きく影響します。法律問題についての最終的な判断は当然弁護士が行いますが，結論がほぼ決まっているようなことについてはある程度事務職員において自主的に対応することが期待されます。また，自主的な対応ができなければ事務職員も仕事をしていて面白くないと思います。

そういう意味で，昨日の議論は今後私自身が仕事をする上でも大変勉強になりました。

個人的にはその「仕掛け」を具体的にどういう形で設けるのだろうか，という点についてさらに突っ込んだ議論をしたかったのですが，時間切れでした。この点については私自身で考えて，今後実践してみようと思う次第です。

最近は他業種の方々と交わる機会がとても多くなっています。自分自身が成長するためのよい機会と捉え，そのような活動にはできる限り積極的に関与したいと考えているところです。

以　上